2015年01月28日

男性用紋付

こんにちは、呉服屋です(本当です・笑)

着物で男性の第一礼装は、ご存知紋付・袴ですね

お召頂く場面や環境でこれも細かいマナーが

存在しますが、今回は割愛します
(お電話頂ければ、お答えしますよ)

さて昔は一家に一揃えはあったものです

最近はもっぱら貸し衣装という認識でしょうか

生地は羽二重を使用します(一部縮緬が人気の地域もあります)

羽二重も 一貫八百・二貫・二貫二百アップと

目方によってお値段も大きく違います
男性用紋付

最初から黒染めがしてあり、紋場に石持ちが

空いてあるお品はお買い得ですが生地は軽めが多いです

染め屋さん曰く「黒染めはごまかしが効かない」
男性用紋付
(丸に角立て井筒紋・あの有名百貨店のマークでご存知ですね)

石持ちの場合、後から家紋を書き込むわけですが

ここで大切なのが、紋書き仕事です

羽二重の黒と紋書き染料の黒の色具合が

合わないと誠に歪な紋付となります

せっかくの紋付姿も台無しです

お店に、しっかりとお願いしてください

紋付はお家の代表の装いです

代々受け継ぐものでもあります

ゆえにご予算にゆとりがある場合

私は 二貫二百より重め、白生地からの染め上げにて
男性用紋付
(白生地の見本です、貫目は気になさらずに!)

誂えることをお薦め致しております

そうするることによって 家紋と地色が違う事態に

なりにくいです(まれに、蒸らし不足のお品を拝見します)

羽二重はじつにデリケートな生地です

どうぞ丁寧にお取り扱いください

ちなみには、弊社会長の色紋付です
男性用紋付

私は、なんと「白」です

ご入用のおりには是非一度お声掛けください

きもののことなら、福岡県田川市の
   「京呉服のおの屋」WEBサイト(こちら)

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Posted by 紗綾大将 at 13:34│Comments(0)きもの
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