紗綾大将のひとり言

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こんにちは、呉服屋です（本当です・笑）

着物で男性の第一礼装は、ご存知紋付・袴ですね

お召頂く場面や環境でこれも細かいマナーが

存在しますが、今回は割愛します
（お電話頂ければ、お答えしますよ）

さて昔は一家に一揃えはあったものです

最近はもっぱら貸し衣装という認識でしょうか

生地は羽二重を使用します（一部縮緬が人気の地域もあります）

羽二重も　一貫八百・二貫・二貫二百アップと

目方によってお値段も大きく違います


最初から黒染めがしてあり、紋場に石持ちが

空いてあるお品はお買い得ですが生地は軽めが多いです

染め屋さん曰く「黒染めはごまかしが効かない」

（丸に角立て井筒紋・あの有名百貨店のマークでご存知ですね）

石持ちの場合、後から家紋を書き込むわけですが

ここで大切なのが、紋書き仕事です

羽二重の黒と紋書き染料の黒の色具合が

合わないと誠に歪な紋付となります

せっかくの紋付姿も台無しです

お店に、しっかりとお願いしてください

紋付はお家の代表の装いです

代々受け継ぐものでもあります

ゆえにご予算にゆとりがある場合

私は　二貫二百より重め、白生地からの染め上げにて

（白生地の見本です、貫目は気になさらずに！）

誂えることをお薦め致しております

そうするることによって　家紋と地色が違う事態に

なりにくいです（まれに、蒸らし不足のお品を拝見します）

羽二重はじつにデリケートな生地です

どうぞ丁寧にお取り扱いください

ちなみに↓は、弊社会長の色紋付です


私は、なんと「白」です

ご入用のおりには是非一度お声掛けください  

新年明けて、初の更新です
もたもたしてました、どうもすいません

この歳になってくると、多少へそ曲がりな部分も
出てきまして、素直に新年と共に気持ちを
入れ替えようってな気分にならない時も
人は誰でもあるんじゃないっすかねぇ

あっしも　なんとか気持ちにふんぎりを付け
さぁ～精進しなくちゃなんねぇや！って気持ちに
ようようなった次第でしてね　ええ（志ん朝師匠入ってます）



気分転換に　モンスターのハンドルをアップにしやした
お酒も5日できっぱり禁酒にへいりやした（断酒じゃないのがみそ）
煮え切らないもんで、三叉神経痛の再発という、お仕置きを
いただきやした

まあ新年ですから、それなりに豪華な商品を
正面ウィンドウに陳列するんですがね
新年のご挨拶に御出で下さる問屋さんが
異口同音におっしゃるのが　↓これ





環美術織物さんは、なんと廃業なさって
今やこの帯は貴重品なんですって　あらま～～！！！

一度お電話で　問い合わせがありましたが
なにせ私がHPを更新してないもんで
怪しい呉服屋に　お感じなさったのか　「検討します」
のお言葉で　ぷっつり・・・

若干広めの鮮やかな多色の引き箔の織り成す　
独自の世界！！！

西陣織工業組合から手機の証書も頂いてます
はたして職人さん方が会社を再興しても
大体が、ニュアンスや雰囲気だけでしょうね

お好みの方は、どうぞお早めにご連絡ください
貴女も気分を変えてみませんか！？
（おまえだけじゃ～、燻ってるのは！　はい　そうです）