2013年06月20日

大島紬

紬話 その3

大島紬(おおしまつむぎ) [ 日本大百科全書(小学館) ]
大島紬
.鹿児島県奄美(あまみ)大島の奄美市名瀬(なぜ)地区を
中心に生産される平織の絹織物で、
絣柄(かすりがら)を主とした高級着尺地。
また、これに技法を同じくして生産され、
「……大島」の名でよんでいる各地の絹織物を含んでさすことがある。
大島紬がいつごろから生産されていたかは明らかではないが、
おそらく南の久米島(くめじま)紬から技法が伝わる
江戸初期ごろから盛んになり、
やがて1720年(享保5)には島津藩から
紬着用の制限令が出されているので、
このころには一般に普及していたのであろう。
藩政時代には貢納品として少量生産されたにすぎないが、
明治ごろから隆盛に向かった。
しかし現在では交通運輸に便利な鹿児島本土産のものが
生産量も多いのが現状で、
奄美から鹿児島へ移った人たちによって織られているものが多く、
これも大島紬とよんでいる。
第二次世界大戦前鹿児島で織られていたものは、
緯(よこ)絣でこれを鹿児島大島とよんだ。
それぞれの生産組合は生産地を区別しているが、
いずれも大島紬には変わりはない。
なお、韓国産のものも現在では一部に輸入されている。

大島紬は、もと紬糸を使用したが、
明治以後には、経(たて)糸に生糸、緯糸に紬糸を、
ついで経緯とも玉糸に変わり、
現在では甘撚(あまよ)りの絹糸で織るようになっている。
紬というもとの名称が、そのまま残されているにすぎないのである

う~ん 辞書はたいそうやな
この薀蓄の編纂は かなり前かも!!!
鹿児島や奄美で 機織を学んで
嫁いだ先や、転居先で機織してるご婦人も
いらっしゃいます となり町大任の方も
ここ10年くらい前まで織っていらっしゃった

撚糸(精製糸)を使って織るから
既に、紬と呼ぶには おかしいと!

でも、現代のスタイルや需要によって
商品も様変わりしてます
大島紬
これは、大島の糸で 絣だしが無く
縞大島と呼ばれる部類のお品

おまけに 織機(しょっき)織りですから
ばんばん気にせず着れる

色目もシンプル
作務衣を仕立てるのにも向いてますよ
男物1疋24M 58000円です

なんや 最後は 宣伝やんけ
わては、商人だす

きもののことなら、福岡県田川市の
   「京呉服のおの屋」WEBサイト(こちら)


同じカテゴリー(きもの)の記事画像
鯉口シャツ 
お盆間近です
花火大会
DRAGON
男の小物
お盆がやってきます
同じカテゴリー(きもの)の記事
 鯉口シャツ  (2023-08-07 17:00)
 お盆間近です (2023-08-05 17:52)
 花火大会 (2023-08-04 10:08)
 DRAGON (2023-08-01 17:46)
 男の小物 (2023-08-01 16:24)
 お盆がやってきます (2023-08-01 16:06)

Posted by 紗綾大将 at 18:12│Comments(0)きもの
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。