2011年02月08日
雨降りに雑学
「源氏物語絵巻 摺り友禅訪問着」
きもの屋さんらしい処をひとつ
きものに関しては、分からない事だらけでしょうが
きものを頼む時、必要な付随する作業・ものを
紹介します
どの種類のきものにしろ
きものは必ず織・染めどちらも
製作工程で必ず、糊を使用します
仕立てる前に、この糊を落としてやらないと
いけません
これが湯のし・湯通しです
お見立て中やお買い上げ後に 検反は行いますが
ここで「ヤケ」や「難」などが見つかることも
多いです
最近は蒸気の吹かしだけが多いですが
きっちりお湯をくぐらせてやったほうが
水滴輪シミなど出にくく、先で色変わりも少ないです
紋付などは 湯のしの後に 紋かきへまわします
明日は 「胴裏」に関してです
Posted by 紗綾大将 at 15:59│Comments(0)
│きもの
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