2015年05月09日
早くも七五三
(恐れ入ります、うちのちび達の各三歳です)
今年一番の七五三のお問い合わせを頂きました
毎年ですが みなさんどうも七五三の
年齢やお召し物を、お考え違いなさってる方が多いですね
そこで、軽く由来をご説明いたしますね
三歳 「髪置き」
昔は乳児のあいだは病気予防のために髪を剃っておく風習があり、
その剃っていた髪を伸ばし始める儀式が髪置きです。
これが乳児から幼児への節目となり、男女児ともに数え3歳頃に行なわれます。
(男の子も三歳は、お祝いをするんですよ~、男子は五歳だけとは
なんの根拠もありません)
五歳 「紐解き (紐落とし・紐直し)」
一つ身の着物&付け紐から三つ身の着物&付け帯(付け紐)へかえる儀式です。
男女児ともに数え4歳頃に行なわれます。
「袴着 (着袴)」
男児が初めて袴を着ける儀式です。
これが幼年から少年への節目となり、男児の数え5歳頃に行なわれます。
七歳 「帯解き (帯直し・帯結び・紐解き・紐落とし)」
女児が三つ身の着物&付け帯(付け紐)から四つ身の着物&普通の帯へかえる儀式です。
これが幼女から少女への節目となり、女児の数え7歳頃に行なわれます。
(*注:風習や地域によって様々です、決してこれがきまりではありません)
一番多いのが 男の子のお宮参り着をお持ちになり
「五歳になったので七五三に行くから、どうすりゃいいの?」というお尋ねです
五歳の男の子は「羽織」をつけるのとキモノが小四つ身になります
宮参り着が着れるお子様もいらっしゃいますが、胸元が窮屈です
確かに 日常生活からキモノが遠のき、核家族化で延喜・しきたりを
教わる機会も減ったことでしょう
スマホ・パソコンで何でも調べられる時代だからこそ
日本の美しく厳かな伝統としきたりを 学んでみませんか
次ぎの記事へ続く・・・
Posted by 紗綾大将 at 14:31│Comments(0)
│きもの
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