スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2010年02月18日

GT-R

:「長いし、車好き以外判りづらい記事です」

今日元気に走るC210五代目スカイラインを見た ホイールはロンシャン 
定番である  なんだか うれしくなった
5年チョット前、歴代GT-Rを商店街に並べた
きっかけは 同級生が大枚はたいてフルレストアの
KPGC10(ハコスカGT-R)を買った 驚いた  丁寧にリアボードまで新品
(スピーカーの穴を 塞ぐ為)

  なんせ当時のセルシオより高い

「よっしゃ、街にGT-R全部並べよ」  どだい無理な話



他のGT-Rが あっても ケンメリGT-R(KPGC110)が無い
なんせ生産台数197台 見つかるはずがない
「アホでしょ?」後輩    「うんにゃ、見つかる」私

心あたりは あったが やはり そこは無理ですとの 答え
ケンメリ無くては 全部とは言えない
もう一件の頼みの綱を後輩に頼んでいた  連絡有り
「有るそうですが・・・」 アポイントを取り 岡垣町の「スリークエスチョン」まで
出向いていって こちらの意向を述べ、だめもとで 恐る恐る聞いてみる

「町の活性化の為 是非GT-Rをお貸し願えませんか?」
入口社長「いいよ!」  私ら ひっくり返るぐらい驚いた

なんだかんだで 前日社長より電話「私、明日忙しいから今日持っていくわ」
えっ? 移動は? 設営展示は?  「大将鍵預けるき、いいごとしない」

当日なんとかエンジン始動→展示 16:30撤収時間エキゾーストを聞く為に ギャラリーが30人ぐらい 痺れをきらせて待っている
誰も 移動は嫌がる なんせS20エンジンは 「儀式」 が有るんです

熱い視線を感じながら
1.キーをONまで捻る
2.電磁ポンプがソレックスキャブにガソリンを送る音
 (コッコッコッ・・・)を1分間聞く
3.アクセルを3回 ガバッ ガバッと踏み込み エンジンに
 燃料を送り込む
4.アクセルは 踏まずに イグニッションを廻す
5.エンジンが掛ったら ストールさせないようアクセルを煽る

以上の儀式で失敗すると 二度とエンジンは目覚めません
(プラグがかぶるのね)
舞い上がって トライ 儀式2の ガソリンの送り込みの時間が
緊張の為、15秒ぐらいだったらしい(後で聞きました)

ぐぐぐぅお~ プスン  ぎゅぎゅぎゅぅ~~ プスン
やっちゃいました 焦る 閉まわなきゃ どうする 皆で押すのか
鉄板薄いぞ 凹んだらどうする  パニックです ギャラリー騒ぐ
「早よ、エンジン掛けんか!」

そうだ ケンメリはハコスカと違ってチョークがついてる
掟破りの チョ-ク引き 4気筒ぐらい 火が入る
ガラクタのスクラップ車みたいに バッスンバッスンいわせながら
ガレージまで持っていきました


次の日、トランポで撤収にいらした社長さん
「あ~、だいじょぶ 二気筒かぶってるだけやし」
岡垣町糠塚 スリークエスチョン男気のある社長が本気でレストアしてます
093-283-3777

恥ずかしくも 思い出に残る 経験でした
余談ですが、当日声を掛けてた先輩の紹介で240PSのハコスカGT-X 本当にすごかった
行ってもいいけど 行くのに4時間 帰って洗車に8時間のPGC10(四枚GT-R)は
涙を飲んで お断り申し上げた

今なら どうだろ デロルトのSSでかなり鍛えてもらったから
大丈夫だろうか・・・・・・・・・。  


Posted by 紗綾大将 at 19:44Comments(6)ありがとう